
食事のとき「以前よりうまく噛めない」「なんとなく噛みにくい」と感じることはありませんか?
噛みにくさは、一時的な違和感の場合もありますが、歯や噛み合わせ、顎の状態などが原因となっていることもあります。
「しっかり噛めていない状態」が続くことで、口の中だけでなく全身にさまざまな影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ早い対処が必要です。
この記事では、噛めない・噛みにくいと感じる原因やよく噛まないことで起こり得る影響について解説します。
目次
■食べ物が噛めない・噛みにくいと感じるのはなぜ?
噛みにくさの原因はひとつではありません。歯や噛み合わせ、顎の状態が関係していることがあります。
ここでは噛めない・噛みにくさを引き起こしている代表的な原因について解説します。
◎むし歯や歯周病などのトラブル
むし歯が進行している場合や歯周病によって歯ぐきに炎症が起きている場合、噛んだときに痛みや違和感、歯のぐらつきなどがあらわれることがあります。その結果、その部分を避けて噛むようになり、噛みにくさにつながるケースも少なくありません。
また歯を失った場合、その部分で噛めなくなるだけでなく、周囲の歯が少しずつ動き噛み合わせのバランスが乱れて噛みにくくなってしまうケースもみられます。
◎噛み合わせや歯並びの問題
上下の歯の噛み合わせがずれている場合や歯並びが乱れている場合は、特定の歯に過度な負担がかかっていたり、噛みにくい歯が出てきたりします。そのため、しっかり噛めていないと感じることがあります。
◎入れ歯や被せ物の不具合
入れ歯や被せ物が合っていない場合、噛んだときに浮いた感じや痛みが出ることがあります。特に入れ歯は、噛んだ時に外れる・ずれるなどの噛みにくさを感じる可能性があるため、定期的な調整が必要です。
◎顎の関節や筋肉の不調(顎関節症)
顎関節に過度な負担がかかっていたり、周囲の筋肉のバランスが崩れたりしていると、スムーズに口の開閉ができないことや、顎を動かすと痛みを感じることがあります。
■よく噛まないと起こる悪影響
噛む回数が少なくてもすぐに影響が出るわけではありませんが、そのような状態が続くと徐々にさまざまな影響があらわれることがあります。
◎消化不良を起こしやすくなる
食べ物を十分に噛まずに飲み込むと、胃の中での消化負担が大きくなります。いわゆる「流し込み」のような食べ方が続くと、食べ物が十分に細かくならないまま消化器官へ送られるため、消化不良を起こしやすくなります。
その結果、栄養の吸収効率が低下し、体に必要な栄養が十分に取りこまれにくくなる可能性もあります。
◎栄養バランスが偏りやすくなる
噛みにくさを感じると、硬いものを避け自然とやわらかいものや食べやすいものを選ぶことが増えてきます。こうした食習慣が続くと食事内容が偏り、結果として栄養バランスにも影響が出ることがあります。
◎口腔環境が悪化しやすくなる
噛む回数が減ると、唾液の分泌量が低下する傾向があります。唾液は、自浄作用や歯の再石灰化作用、抗菌作用、緩衝作用など口の健康維持に必要な役割を担っています。
そのため唾液の分泌量が低下すると、口腔内の環境が悪化し、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
◎顎や口周りの機能が低下しやすくなる
噛む機会が減ると、顎や口周りの筋肉を使う頻度が少なくなり、噛む筋力が低下してしまいます。また、口周りの筋肉は表情筋にも関係しているため、フェイスラインのゆるみや口元のたるみなど、見た目の変化にもつながる可能性もあります。
◎認知機能の低下につながる可能性がある
噛む動作をすると脳へ刺激が伝わり、血流が促進されるといわれています。そのため、噛む回数が少なくなると、脳への刺激も減少し、認知機能の低下につながるリスクが指摘されています。
■噛めない・噛みにくいと感じたときの対処法
噛みにくさを感じたときは、むし歯や歯周病、噛み合わせなど噛めない原因を突き止め改善する必要があります。
噛みにくさが続く場合や、徐々に悪化しているような場合は、一度歯科医院を受診するとよいでしょう。早めに相談すれば比較的軽い処置で改善できるケースもあるため、放置せずに相談することをおすすめします。
【噛みにくさを感じたら早めに歯科医院に相談することが大切です】
噛みにくさは、一時的な違和感として見過ごされることも多いですが、歯や顎、噛み合わせなどが原因となっていることがあります。よく噛めない状態が続くと、口の中だけでなく全身にも影響が及ぶ可能性があるので、早めに歯科医院に相談することが大切です。
ファミリー歯科美濃加茂おとなこども矯正では、丁寧なカウンセリングと適切な検査で噛めない・噛みにくい原因を確認し、状態に合わせた治療をご提案しています。噛みにくさを感じている方は、当院までお気軽にご相談ください。
