01 妊娠初期
妊娠4ヵ月までの妊娠初期はレントゲンの影響を受けやすい、などと歯科診療を敬遠する方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、レントゲン撮影の被ばく量であれば問題はないと言われていますが、不安に思うお母さんもたくさんいらっしゃいます。レントゲン以外でも麻酔や薬など注意する必要があるため、治療を考えておられる方は歯科医院で相談してみましょう。
02 妊娠中期(安定期)
妊娠5~8ヵ月頃の妊娠中期は安定期とされており、歯科治療を受けるのに適している時期です。むし歯などの治療は、この時期に行うようにしましょう。治療が完了してからも、妊娠後期にお口の健康を維持できるよう定期的に通院されることをおすすめします。
03 妊娠後期
妊娠8ヵ月以降の後期、特に9ヵ月以降の臨月では、歯科治療を受けることによって赤ちゃんやお母さんに掛かる負担が大きいとされます。長時間同じ体勢で仰向けになることが厳しいこともあるため、可能な限り歯科治療は出産後に受けるようにしましょう。